「Hirano Hike」イベントレポート！

2023/5/27、28神戸市兵庫区平野を舞台にした、まちあるきイベント「Hirano Hike」を実施しました！その模様をレポートします。

Hirano Hikeで使用した地図　※クリックすると拡大します。

2日間にわたって行われたHirano Hikeでは、オープンハウスに参加してくださったそれぞれの建物で熱い想いを聞くことができ、このエリアはますます面白くなっていくのではないかと感じました。ツアーに参加された方々からは、「ずっと行きたかった」「気になっていたあの空き家が今はこんな風になっているなんて」など嬉しい声を多く聞くことができました。

参加者の皆さんには、普段見ることができない建物の内部をご覧いただきました。

まず丘の上にある「天王茶屋」で朝食を取るところからイベントはスタート。

これから改修される予定の長屋も見学させていただきました。
室内から見える小さな庭と、部屋を吹き抜ける気持ちの良い風に魅了されます。

これから改修予定の「あいこや」では子ども向けにいけばな体験教室が開催されました。

「あいこや」の隣りにある「International Sharehouse VISTA」では、このシェアハウスに過去、滞在された方々の母国の風景をテーマにした写真展が開催されました。１階のリビングでは入居者の方々が団らんしている最中でしたが、皆さん快く部屋を案内してくださいました。

山王町にある一際目立つ洋館もオープンハウスに参加してくれ、内部を見学させてもらうことができました。ここのリビングからの眺望は格別でした。
こちらではシルバーリングに刻印を打つワークショップが開催されました。

これまた迷いそうな細路地を抜けたところにあるシェアハウス「バナナハウス」。バナナの表札の下にはHirano Hikeのサインが。

バナナハウスの近所にある「湊山温泉」を通り過ぎ、シェアハウス「スパイシーハウス」に到着。どこか温泉宿のようなたたずまいのこのシェアオフィスの中でも、こちらのお部屋は特等席なのです。

「スパイシーハウス」の後は、歴史ある平野の祇園神社、そのふもとへ。築古長屋を一棟購入し、その一室をシェアスペースとして使用できるように改修し「わびすき」も、たくさんの人でにぎわっていました。

アフリカのセネガルを支援する団体「ボックジャンバール」。普段は事務所として利用していますが、週１回オープンデーと銘打って事務所を開放しています。この日も顔なじみのご近所さんが立ち寄る姿が見られました。

平屋の古民家を改装し、IT系の企業が事務所を構えた「MONACA」。シェアスペースとしてもこれから地域に開放していくようで、この日は森のようちえんを主催するクワッピさんによる子ども向けのワークショップが開催されていました。

ラストはギャラリー＆シェアハウス＆シェア工房＆アーティスト・イン・レジデンス施設「バイソン」へ。ちょうど展覧会「なむはむだはむ展」が開催中で観に来られる方も多くいらっしゃいました。

朝10:00「バイソン」に集合。定員の20名を超える23名が参加されました。

「バイソン」の入り口にある「穴」。子どもたちが夢中になって、穴を掘り続けていました。

「バイソン」はまさに村。この中だけで8つの物件があります。

楠谷町にある「MONACA」。事務所をこの場所に構えた経緯を伺いました。

昼食後、廃校をリノベーションしてつくった施設「ネイチャースタジオ」に集合。施設内を案内いただいた後、山王町へ移動。

山王町は坂の街。玄関まではさらに階段（笑）

嬉しそうに今後の展望を話してくれた「あいこや」の家主、あいこさん。ツアー参加者からは、「改修のお手伝いをしたい。」「ここのような物件を探しています！」といった声がありました。

16時に「天王茶屋」に到着。冷たいコーヒーをいただき一息ついたところで、皆さんに参加した動機やツアーの感想などを伺いました。空き家の活用事例に興味がある方、設計関係の方、平野への移住を検討している方、場づくりに興味がある方など参加の動機はさまざま。荒れ果てた空き家を次々と改修しながら村づくりを行っている西村組の拠点「バイソン」や、「あいこや」が強く印象に残ったという方が多くいらっしゃいました。

次回、まちあるきツアーは、秋に開催予定。回を重ねるたびに毎回新しい拠点が加わったり、空き家だった場所の活用事例が見られると楽しいなと思っています。ご期待ください！

締めは「湊山温泉」で疲れを癒します。最高の締めくくり！

地図にないところを行く。
それもまた平野の魅力を発見する旅となりそうです。

小さな畑で見つけたシーソー、川遊びを満喫……。こどもたちとの平野まちあるきの風景。

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