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column 2021.2.12
 
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兵庫区山裾・平野エリアの公園で農園はじめます。  
井上磨子(神戸R不動産)
 

★農園利用者・ワークショップ共に募集終了しました。たくさんのご応募をありがとうございました。★

神戸R不動産ではかねてから兵庫区の山裾エリアに「平野」という町に注目しています。そこは古い家屋や下町情緒漂う町が今も残っていて、神戸市の中心部・三宮から車で5分、自転車でも15分あればたどりつくことができる立地。そしてなんとも家賃がリーズナブルで、実は利便性と風情が両立している場所です。以前、コラムでもご紹介したとおり、この町の面白さに魅了され、移り住む人も増えてきているエリアです。
(過去コラム: https://www.realkobeestate.jp/column.php?n=1251

湊山温泉の北側、祇園神社の真横、そして裏は山!という立地の公園で、農園はじめます。(写真中央が筆者)

そんなわたしも最高の立地にある築80年の古民家に出会い、シェアハウスを運営しながらそこに暮らしています。すぐそばに川が流れ、あの湊山温泉へは徒歩1分。烏原貯水池へハイキングに行けば、秘境にでも来たかのように癒されます。市場や商店街まで足を伸ばして、お店の人との会話を楽しむ休日も、どこか懐かしい雰囲気。そんななかでも、「平野展望公園」は、特にお気に入りスポットの一つなんです。
 
街中によくある総合遊具がある訳ではないけれど、昔、料亭が建っていた名残が今も残り、庭園の池泉だったと思われる場所には大きな岩や一枚岩の橋が今も残っており、子どもたちの想像力と冒険心を刺激する格好の遊び場です。

子どもたちはこの岩をぴょんぴょん飛び渡ったり、橋の上で合唱したりしています。 料亭の面影が今も残り、紅葉もとても綺麗です。

また、シェアハウスのゲストには、少し早めに起きて、ホットコーヒー片手に展望台へ上がり、神戸の街を見下ろして深呼吸するとっておきの1日の始まりを提案したりしています。春の新緑や秋の紅葉もハッと息を飲むほど美しいんです。

3分ほど登ればたどり着く、展望台。初日の出は毎年ここから。

みんなでつくる「アーバンファーム」

平野の町に、町の中で土に触れ、作物を育てる「アーバンファーム」をつくってみたらどうなるだろう。コミュニティを育む地域住民のための農園。植物や果実が実り、共に農作業をしたり、人々が集い、笑い声が響く様子を思い浮かべました。そして、そこでの体験から、各々が自宅付近のスペースを手入れしたり、空き地や空き家の活用方法の一つとしても具体的な提案となるのではないでしょうか。

そう思っていた矢先、神戸市さんとともに、この「平野展望公園」を利用してそのような実験を試みることになったんです。そして、この農園を『平野コープ農園』と名付けることにしました(※)。「楽しんでいる人の側に、人は集まってくる」を理念に掲げ、近所に住む人同士で協力して農園を運営していこうという考えです。
※ここでいうコープとはCOOPERATIVE(協同の)の意味です。

農園イメージ図

誰でも採っていいんだよ「平野コープ農園」

この農園は、参画者みんなで食べ物を育て、公園で農作業をともに学び、地域の人々が自由に収穫を楽しめるような農園を目指しています。とはいっても自分専用の野菜を育てたいという思いがある方もいらっしゃるはず。農園の中には、誰もが自由に楽しめるコミュニティ広場と学びの広場をつくり、学びの広場では、参画者各々が農家さんの指導を受けながら、栽培や収穫を楽しむことができます。
(学びの広場利用条件は下記要項をご覧ください。)

農園の運営にはいくらかの経費がかかります。例えば、月々の水道代や公園利用料、農家さんへレクチャー頂く際の謝礼を想定しています。それら農園の管理にかかる費用を、みんなで負担しよう。つまり、学びの広場をご利用の方に負担いただく共益費や参画者による寄付で農園を維持していこうという試みです。コミュニティの方々と共に支え合い、協力し合い、育んでいく。それが「平野コープ農園」なんです。同じ思いをもった人たちが集まって協力すれば、そんな農園を実現できるのではないかと思っています。

ロゴも作りました!祇園さんにちなんだ「きゅうり」と、その昔産地として有名だった「平野えんどう」を浮かべました。

月2回の活動日で、農園を美しく美味しい農園に保つ。

植物や果樹は手入れが欠かせないものです。平野コープ農園では、活動日をもうけ、農家さんと一緒にコミュニティ広場の手入れをしたり、学びの広場で植物の育て方などについてレクチャーを受けたりしながら、農園を、そして公園を美しく保つため、コミュニティの方々と一緒にこの場所を育んでいきたいと思います。

活動日は土曜日の午後月2回を予定しており、その他、座談会や節目的なタイミングではミニ・マルシェや収穫祭なども企画しようと思っています。

〈学びの広場利用者募集要項 〉

平野コープ農園は誰もが自由に訪れることができる公園を利用した農園です。美しく農園を保つために、植物の栽培や果樹の手入れは欠かせません。そこで、平野コープ農園では、隔週土曜日午後(第1、第3)活動日を設け、農家が常駐し、参加してくださる方々と一緒にコミュニティ広場をはじめ、農園全体の手入れを行っていく予定です。

農園の趣旨に賛同頂き、学びの広場利用のお申込みいただいた方は、活動日に栽培方法や手入れについて農家さんから直接ご指導いただけます。

利用条件

1. 必ず週に一度以上、足を運び、作業を行うことが可能な方を対象とします。また、畑をきれいに管理せず、他の利用者に迷惑がかかる行為があった場合、他の方にお譲りいただく場合がございます。

2. 農薬を使用せず、有機肥料のみで栽培します。

3. 基本的には、月に1回は必ずいずれかの活動日を作業時間にあて、農家の指導を受けて頂きます。
(活動日に参加出来ないが、利用したい場合は別途ご相談ください。)

4. 共益費月額¥3,000で、半年ごとのお支払いとなり、料金は前払いとなります。

道具はご自身で用意して頂きますが、道具の一部を敷地内に設置できるよう、スペースを設ける予定です。 また、タネや苗、肥料、土の一部は、現地で購入可能なシステムを導入予定です。

春の利用に関しては、2021年4月1日〜2021年8月末の5ヶ月間となります。

応募方法

学びの広場ご利用をご希望いただいた方と面談の上、参加農家・事務局メンバーにて総合的に決定する形になります。 定員次第締め切りさせて頂きます。平野コープ農園学びの広場利用者募集は15組ほどを予定しています。

応募に際しては、まず以下の問い合わせフォームより、氏名、住所、年齢、ご職業を記載の上、お申し込みください。近隣にお住まいの方、 いずれかのワークショップに参加して頂ける方を優先とさせて頂きます。ワークショップのみの参加も可能ですので、下記の応募フォームよりご応募ください。(応募多数の場合、審査の上、入会をお断りする場合もありますが、理由については開示させて頂いておりません)。
問い合わせフォーム
★農園利用者・ワークショップ共に募集終了しました。★

農園をみんなでつくろう!

そんな平野コープ農園での活動開始に先立ち、農園づくりワークショップを開催します。開催概要は以下です。ぜひご参加ください!

先駆けてスタートしている芦屋のCITY FARMの建設時の様子

ワークショップ1日目:2021年3月13日(土) 10:00〜16:00

<作業内容>
コミュニティ広場、学びの広場の畑の畝となる場所に木の枠を作り、土作りを始めます。

募集人員:20名程度
講師:たかとり工務店 川原康弘さん

芦屋のレイズドベッド作成時の様子。

ワークショップ2日目:2021年3月14日(日) 10:00〜16:00

<作業内容>
前日からの続きで、畑の土作りとコミュニティ広場の切り株椅子や木を使ったベンチの制作をします。この日は、前日に作った木枠に、土を入れていき畑を完成させるグループと、木のベンチを制作するグループに分かれて活動します。

募集人員:20名程度
講師:たかとり工務店 川原康弘さん、ヤマサキマサオさん

ヤマサキマサオさんが用意してくださる六甲山の間伐材の切り株。これにヤスリをかけたり、広場に設置する作業を当日、ヤマサキさんの指導の下、行います。

ワークショップ3日目:2021年3月20日(祝・土)10:00〜16:00

<作業内容>
イノシシ、あらいぐま除けのフェンスを農園ゾーンの周りに打ち込んでいく作業とコンポストや物置などを組み立てていきます。

募集人員:20名程度
講師:たかとり工務店 川原康弘さん

ワークショップ4日目:2021年3月21日(日)10:00〜16:00
<作業内容>
憩いの場所となる木のベンチ制作(AM)と、平野コープ農園運営事務局のメンバーがデザインしたスパイラルガーデンを農園内に作ります(PM)。

募集人員:10名程度
講師:たかとり工務店 川原康弘さん、西村周治さん、塚原正也さん

パーマカルチャーの象徴的なスパイラルガーデンを自分たちでつくってみる。

主催:神戸市、食都神戸運営共同事業体、有限会社Lusie(神戸R不動産運営)、平野コープ

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