価格：

3,480万円

面積：

146.61㎡（建物）
553.98㎡（敷地）

「えっ！敷地の中にお家が2つ？！」

そう、こちらの物件には可能性が有り余る「西棟」と「東棟」があるのです。

御影から北へ登っていくと広がる閑静な住宅街「住吉山手」。

山の気配をまとった邸宅が並び、斜面地ゆえに積まれた石垣が連なって、この街独特のリズムをつくり出しています。

「あれ、登山中の休憩ポイントだったっけ？」お庭にあるテラスのベンチに座ると、木漏れ日がキラキラ。まるで登山の途中で足を止めたような感覚に陥ってしまいました。

ここからの景色は六甲の稜線をダイレクトに感じることができます！見上げれば、山並み、街を見れば海まで。やっぱり高台に来ると、こんな神戸らしい風景と過ごせます。

テラスにつながるのは、窓に沿って縁側を備えた和室。日本家屋ならではのしつらえです。室内の広めの縁側は「広縁」と呼ばれ、心静かに自然を愛でるにはぴったり。

一方、隣の洋室はまるで別世界。光沢のあるテキスタイル壁とジャガードのカーテン、建て付け家具の重厚さと相まって、まるでウェス・アンダーソンの映画のワンシーンのようです。階段にはレッドカーペットが敷かれ、ステンドグラスがレトロな雰囲気を添えています。

そして、東棟にはコンパクトな平家。・別棟というだけで、自由度は格段にあがります。

アトリエや工房、防音を施して音楽スタジオ、将来の親世帯の住まい（二世帯住宅として）、友人を泊めるゲストスペース、玄関も二つあるので賃貸物件にすることも。ふぅ、考えるだけで夢が広がります。

こちらは借地権付きの物件です。借地料を支払う必要がありますが、この大きな敷地（553.98㎡）と山手の環境を手頃な価格で借りる「永遠に所有する」より「必要な期間、環境の良い場所を使いたい」という発想の方にはフィットする選択肢かもしれません。借地期間の更新は可能です。（更新料が必要です。）

2019年に外壁塗装などのメンテナンスをされています。室内はレトロな雰囲気が残っていて、そのまま利用するのもよし、水回りやキッチンなど、最小限のリフォームで暮らしをアップデートするのも良いでしょう。

実際に訪れると、この家が持つ物語と可能性の豊かさに圧倒されます。ここからどんな暮らしが紡がれていくのか、想像するだけでワクワクしてしまいます。

※借地料：月額36,895円（地価の上昇等により値上げの可能性あり）