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塩ノマチ、明治ノキオク |
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塩のまちの路地を抜けた先に、明治時代から増築を重ねてきた建物が残っていました。 町名に「塩」がつくことからも分かるように、古くから塩業が盛んだった大塩エリア。かつては山陽電鉄の線路南側に塩田が広がっていたそうで、その影響もあり、住宅は北側に集中。今も複雑に入り組む路地や、塩田地主の邸宅が点在する独特のまちなみが残っています。 そんな路地好きにはたまらない道を彷徨うように進んだ先に現れるのが、今回の物件です。 門扉を開けると、まず目に入るのは玄関横の杉板。そして奥へと伸びる石畳、庭。渡り廊下を介して水回りや蔵へと続きます。 中に入って扉や襖を開けるたびに「ここはどこにつながっているんだろう」と思わされる、シンプルなのに不思議な構成です。明治43年築。その後、大正2年、昭和37年と増築されてきた建物で、どんな変遷を経て今の形になったのか。建物を歩いているだけで想像が膨らみます。 この建物の何が心にひっかかるのだろう。 まず、庭と建物の関係性。庭が建物に面していて、玄関から入ると奥に伸びていく庭。ここになんだか可能性を感じてしまうのです。キッチン横には大きな木製のガラス戸があり、ここから季節の庭を眺めるのだろうな。ちなみに渡り廊下にある扉を開けると第二の庭も現れるので、家庭菜園用の庭と観賞用の庭に使い分けることもできそう。 玄関から入ったときの眺めにも貫禄があります。南側にホールやキッチンが配置されているので、居室に燦々と日光が差し込むという感じではありません。けれど、決して湿っぽさはなく、玄関扉の格子や障子、路地側の建具から、外の光がふわっと入ってきて、陰翳礼讃という言葉がふと浮かぶのです。 大塩といえば、海水浴場のある的形(まとがた)のすぐ隣。物件から南へ車で10分ほど走れば、大塩海岸や大塩漁港、的形海水浴場があります。海までは少し距離がありますが、まちなみや建物の壁の表情から、今も「海のまち」「塩のまち」の記憶がにじみ出ているようです。 住居としてはもちろん、季節を感じる小さなお菓子屋さんや予約制のお茶会、週末だけの民泊など。この建物の持つ静けさや陰影を活かした使い方と相性が良さそう。 なお、建物前面の道路は路地の中では比較的ゆとりがありますが、敷地内に駐車場、近隣にコインパーキングがほとんどありません。また、姫路市では今回のような住居系用途地域で民泊を行う場合、営業日等に制限があります。活用を検討される場合は、事前に詳細をご確認ください。 |
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| この格子扉と杉板がいい味 |
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| 門の方を見る |
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| 玄関からの北側に続く和室二間 |
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| キッチン横玄関からも風格 |
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| >>大きな地図で見る  |
| 価格 | 800万円 | 建物面積 | 185.70㎡ |
| 管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 姫路市大塩町 | ||
| 交通 |
山陽電鉄本線「大塩」駅 徒歩9分 播但連絡道「別所大塩IC」 2.4㎞ |
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| 建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
| 築年 | 1910年 | 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 413.35㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
| 用途地域 | 第一種中高層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/200% |
| その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
| 設備 | 電気/上・下水道/プロパンガス | ||
| 備考 | 地目:宅地/私道負担:無(ただし、建て替えの際に公道の敷地後退の可能性あり)/総戸数:1戸/現況:空室/引渡時期:即可/高潮ハザードマップ0.5m~3.0m未満の浸水が予想される区域/建物未登記/現状有姿取引/境界非明示取引/東側道路42条1項1号/成約時仲介手数料(成約売買価額×3%+6万円)+消費税 | ||
| 情報修正日時 | 2026年5月30日 | 情報更新予定日 | 2026年6月13日 |
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