面積：

43.04㎡（建物）
74.33㎡（敷地）

築古の長屋の一角を改装したこの空間はなんとも開かれた明るい印象に。全てを変えるのではなく、未だ健在の柱や天井を残し、当時の趣もそのままに職人さんの手によって丁寧に再生されました。

開け放たれた全面の窓からすっと通り抜ける風が見えるよう。

差し込む光を反射して、眩しいほど光り輝くまっさらな床。

風だけでなく、光、香り、音、温度までも心地よく伝わってくる。

古民家ではよくあるあの余白部分。かつて、広縁であったろう箇所や、玄関上がりの２畳ほどの空間も、板間を敷き詰めて統一することで、１DKの小狭い印象はなくなり、広くオープンな空間になっています。

水回りはモダンでスタイリッシュに。

家に檜風呂がある方はそう多くないはず。檜には、抗菌作用やリラックス効果、安眠効果などもあるそう。仕事が終わったら、ひとっぷろ浴びて、中庭でビール。オンオフともに充実した暮らしが実現しそうです。

湊川方面へ向かうバスが頻繁に通っているのでお買い物や食事処には困らなさそう。住居兼アトリエなど大人の一人暮らしに、オススメです。

この辺りは緑が近く、熊野神社や氷室神社の趣さることながら、下町情緒が残る街の散策、今もなお活気溢れる東山商店街で行きつけを見つけるのも楽しいはず。

忙しい街の喧騒から離れて、自然の側で、天然素材に囲まれた家で静かに暮らす。心身ともにバランスのとれた生活がここにはありそう。