住宅 | ||||||||||||
ズラリ木窓 |
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マンションなのに日本家屋のような木製ガラス窓・雨戸がズラリ並ぶ。こんな造り、はじめて見ました。 潔い箱形・白亜の外観。そこに上記の窓・雨戸が整然と並ぶ姿は、今見ても前衛的。漆黒の窓と白亜の外観コントラストは必見です。 雲雀丘花屋敷駅の周辺は阪神間モダニズムの影響を受けた建物が未だに残っており、本物件界隈も外堀が見事なお屋敷街。そんな場所に建てるマンションへの意気込みが当時あったのか、なかったのか定かではありませんが、「よくぞここまでやってくれた」と拍手を送りたい。 大阪平野と長尾山の景色がズドンと抜けるよう、二方向にバルコニーが配され、かつ4連の引戸サッシュ・雨戸となるよう緻密な設計が施されている。 間仕切り壁を取れるだけ取り、デッカいLDKで南北の眺望と過ごしたくなりました。 丘の上に位置する今では建てられない高さの建物だから、景色をひとり占めできる造りとロケーションになっている。 間取りは好みが分かれるので改修したい方も多いとは思いますが、玄関タイル、下足箱、寝室の木製扉、LDKの天井木張りなどオリジナルの造りもこれはこれでいい感じ。水廻りはある時期に一新され、お風呂もずいぶん広くなっているので、「クリーニングしてこのまま住みたい!」という方も中にはいらっしゃるのでは。 2線3駅使えて、大阪への通勤が特に便利な立地。川西能勢口駅前まで足を運ぶと日用品の買い物から飲食まで不便はほとんどありません。 駐車場、自転車置場共に空きがあり、それぞれ月額10,000円/台、100円/台。さらに、分譲物置2.66㎡の権利付。ベビーカーや重たいものを1階にしまっておくことができます。 注意点はエレベーターが無く、階段4階。毎日の上り下りを考えるとギリギリのラインでしょうか。老後に向け、強制運動で今のうちに鍛えておきたい方にピッタリ。 ただ、個人的には100点満点をあげたいヴィンテージマンション。だってこんな造り、なかなか出会えないですから。 |
LDKは天井も天然木。部屋内は飴色のガラス引戸 |
山並み一望のキッチン。木製吊戸がレトロでいい味出してます |
キッチン脇のバルコニーから眺望が抜ける |
LDと横並びの和室からもこの眺望 |
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専有面積 | 100.25㎡ | ||
所在地 | 川西市寺畑町 | ||
交通 | 阪急電鉄宝塚線『雲雀丘花屋敷駅』 徒歩2分 JR宝塚線『川西池田駅』 徒歩8分 阪急電鉄宝塚線『川西能勢口駅』 徒歩13分 |
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建物構造 | 鉄筋コンクリート造 5階建て | 所在階 | 4階 |
築年 | 1968年 | 土地権利 | 所有権(持分比率) |
敷地面積 | 2,776.08㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | |
設備 | 電気/都市ガス/上・下水道/キッチン(コンロ無)/洗面/浴室/トイレ |