価格：

980万円

面積：

108.09㎡（建物）
3,822.04㎡（敷地）

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◯本物件のご案内は神戸R不動産ではなく売主業者にて行います。また、お問い合わせのご返信も売主業者よりさせて頂きます。尚、ご契約の際は神戸R不動産にて行い、成約時のみ所定の仲介手数料が発生いたします。予めご了承下さい。

◯現在リフォーム工事中ですがご案内可能です。

◯構造補強、天井、壁、床、建具等の全面工事中で令和7年9月完成予定。　

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佐用町乃井野。山の麓にひときわ重厚な瓦屋根の建物が佇んでいます。慶応3年、つまり幕末に建てられた本物の武家屋敷。築150年以上を経てなお残るその存在感は、全国でも数百棟しか残っていないという希少さの裏付け。

現在、リノベーション工事の真っ最中。無垢の床に漆喰の壁を合わせ、武家屋敷の品格を保ちつつ日常の暮らし向きに蘇ります。梁や土間、格式を感じる玄関まわりなどはそのままに。歴史を抱えた家が、今の暮らしの場へと静かにアップデートされていくのは楽しみでしかありません。

もちろん住まいとしてだけでなく、この貴重な物件を活かしてお店にすることも可能。カフェやギャラリー、地域に開かれた場としても使えます。武家屋敷という舞台装置をうまく使って特別な場所になったらいいな。

周辺は城下町の風情が残り、当物件の近隣に武家屋敷群があります。佐用町は星空が美しい町としても知られ、夏にはひまわり畑が街を彩ります。少し足を延ばせば上月城跡や利神城跡など、中世から近世にかけての歴史の香りと里山の風景が魅力です。

“暮らし”か、“店”か。それともその両方か。幕末から令和へと時を超えてきた武家屋敷が新しい物語の継ぎ手を待っています。