オフィス 店舗・その他 | ||||||||||||||||||||||
ノスタルジックビルに息吹を |
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ここはJR兵庫駅からまっすぐ西へ進んだ高架沿い。 白とグレーの端正な顔つきのレトロビルの2階と3階で、新たな物語の紡ぎ手を募集します。 細い通路を抜けた先の扉を開け、階段ホールに一歩足を踏み入れると、外とは一線を画したしんとした雰囲気が漂っていました。 薄暗い空間に差し込む光が足元を照らす階段を登っていくと、鉄と木材の風合いがなんとも美しい扉が現れます。 この先にどんな素敵な宝物が眠っているんだろうと胸を高鳴らせてドアノブを回すと・・・ ほこりっぽい空気の中から、経年の質感が個性的な床や壁、建具や細かなパーツが目移りするほどに次から次へと出てくる出てくる。 それらを慈しむ気持ちでシャッターを切っていると、ここが素敵な場所に生まれ変わるイメージがはっきりと湧いてきて、ワクワクが止まりませんでした。 かつて2階は住居として、そして3階はオフィスとして使われていたんでしょうか。 窓ガラスが大きくひび割れていたり、土壁が剥がれていたり、一階通路の路盤がガタガタだったりと、全体的に経年劣化は進んでいて大規模な手入れは必要そうですが、むしろその廃れた感じを残してもかっこいいのかもとも思ったり。 いっそのこと壁や天井はぶち抜いて開放感のある空間にし、残しておいた味のある建具やパーツをそこにはめ込んでいく形もいいかもしれません。 ちなみに天井を抜いてスラブをむき出しにすれば、天井高3m以上取れるのでかなり広く感じられるはず。 そしてさらに、3階から外階段をのぼった先には広々した屋上が・・! 南側の景色もそこそこ抜けていて、これは遊びがいがありそうです。 注意が必要なのは、通りから2、3階へつながる通路が結構狭いこと。 大きな機材は搬入が大変な可能性があるので要注意。 あとは、その通路や廊下、階段、屋上やベランダの防水など、2階・3階に係る共用部も現状有姿でのお渡しなので、修繕費用等は借主負担となります。また、給排水・ガスの建物内への引き込みや整備も必要となりますので、費用はかなりかかりそうです。 ところで、兵庫といえばものづくりの街。 このビルの周辺も、鉄工所や製作所が数多く点在しています。 資材を運ぶエンジン音や機械の動く音・・・ そんな工業的な雰囲気漂うまちの中にぽつりと、レトロな雰囲気を活かしたカフェやショップ、クリエイティブな共有スペースが生まれたら・・・。 想像すると楽しみでなりません。 地元の作り手とのコラボやイベントの開催など、地域に開かれた場所になればなお面白そう。 昔からものづくりの情熱が継がれてきたディープな場所に調和する、新しいランドマークがここで生まれることを願っています。 |
ノスタルジーな入り口。 |
いい味が出ています。 |
3階から屋上へ上がれます。 |
広々屋上。 |