賃料：

7万円

面積：

63.64㎡

青い海、青い空、そして青い屋根。

駅からの急な坂道。

疲れていく足とは裏腹に高まる期待感のおかげで足早に登り切る。

訪れた部屋のバルコニーからは、手前に漁港、その沖に広がる大きな海、西側には淡路島とそれにかかる明石海峡大橋もチラリと見えた。

日常にこの景色があるなんて。

3LDKの間取りに暖かい日差しが入る小さなサンルーム付き。キッチンや水回りもコンパクトでありながら充分な広さであるそのスタイルが好き。

余計な物に囲まれず、シンプルに暮らしたい。そんな二人暮らしや小さなご家族向きのお部屋です。

徒歩だとなかなかの坂でしたが、予想以上に車とすれ違いました。車利用の方はもちろん、電車&徒歩の方も、駅前に数店の商店とスーパーを見つけたので、宅配等を上手く利用すればお買い物もそんなに困らないのかも。

そう、実はわたし、塩屋は坂道と細い路地というイメージがオーシャンビューとの天秤に勝らず家族で引っ越すにはな…と、居住地という選択肢から外していたんです。

ただこの数年、アーティストの街というイメージから更には、小さな農を育む方々の心地よい良い循環が生まれているようです。

魚や豆腐が生鮮店から買えて、たまに開かれるマルシェへと出かければ、生産者と顔を合わせてお買い物もできるそう。

こんな便りを耳にしたら、むしろ、ここで子どもを育ててみたくなってしまう。

潮風香るなんだかロックなまちと部屋。

人生観さえも変わってしまいそうです。