大開口から見える空の抜け感と緑の森感。どちらかだけだと物足りない、絶妙なバランスの気持ち良さがここにあります。正直、眺望を期待して撮影に向かったのですがいい意味で裏切られました。
玄関を開けると既に眩しいくらいの光が。リビングに入ると正面に2枚の大きなFIX窓の両脇に横引きの掃き出し窓。なんだかマンションには珍しいこの窓のおかげでなんだかガバッと大きく感じます。
そして西側に緑があるのがいいんです。午前はしっかり明るくて、夕方くらいになるとちょうど緑が西日を遮ってくれる。午後に木陰の下でだらだらと映画を見て、気付いたらお昼寝...なんていかがでしょう。
バルコニーは奥行きがあるわけではないけれどスリガラスの手すりだから閉塞感があまり感じられない。緑は目隠しにもなっているので人目は気になりません。打放しコンクリート柱の無機質な感じと緑の有機的な感じのコントラストがツボな人は多いはず。
この雰囲気で気付いた方もいるかもですが、打放しコンクリート建築で世界的に有名なあの建築家の設計なのです。なので共用部は思いっきり打放しコンクリートで仕上げられており、特有の自然光の取り入れ方は美術館さながら。しかし共用部は掲載NG(泣)とのことなのでぜひ内見にて実物を見て頂きたいです。 室内の珍しい窓形状もマンションというありきたりになりがちな空間に対する彼のあがきなのかも?と勝手に予想しちゃいました。
そしてプールやフィットネスジムが共用施設としてあります。普通のマンションには中々ないですよね。運動不足が気になる方におすすめです。
都会からは少しだけ距離を置いて、坂の上で緑と暮らす。そんな生活いかがでしょうか。
※注意点 ・最寄駅の阪急六甲駅から距離がある上にかなり坂を登らなければいけません。基本的には車がないと生活は難しいかなと。 ・リビングの窓際のフローリングが日光による日焼けで痛んでいます。 |